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ブラッド・ブラザー

11月8日(Sun) / 10:30

【日本初公開作品】

原題:BLOOD BROTHER

2013年製作/インド・アメリカ/作品時間92分

 

なぜ、そこまで献身的になれるのか。ドキュメンタリー映画作家のスティーブは、彼の親友ロッキーの決断に戸惑っていた。ロッキーは、アメリカでの暮らしをすべて捨て、インドのエイズ孤児院で暮らすという。カメラを手に、インド・チェンナイへ向かったスティーブは、そこでロッキーの思いを知る。孤児院では、エイズ・HIVウイルスに感染した子どもたちが、エイズ治療・難病支援のため施設で働く彼を “ロッキー・アナ(兄ちゃん)”と親しみを込めて呼んでいた。子どもたちにとって、ロッキー・アナは、常に頼るべき存在だった。そしてスティーブの予想に反して驚かされたのは、死と向き合う子どもたちが底抜けに明るく、生きる喜びにあふれていたことだ。ロッキーにとっても、自分を必要としてくれるエイズ孤児たちの存在は、かけがえのないものだったのだ。

 

監督:スティーブ・フーバー

 

<作品の見どころ・社会問題提起>

◆孤児院の子どもたちから得た大切なもの◆

アルコール依存症の母と、暴力をふるう母の交際相手の男のもとで育ち、発達障害児とされてきたロッキーは、幼少のころから常に孤独でした。父親に引き取られた後も、家庭に馴染めず、高校在学中に家を飛び出した彼は、あたたかい家族の絆を知らないまま、青春時代を過ごしました。なぜ、ロッキーは、縁もゆかりもないインドへ渡り、死と隣り合わせのエイズ孤児たちのために、すべてを投げうつ覚悟ができるのでしょうか。それはロッキー自身が、孤児院にいる子どもたちから大切なものを得ていたからなのです。孤独の悲しみの深さを知っているからこそ、分かち合える思いがあったのです。
 

◆子どものHIV感染数・全世界の陽性患者数◆

WHOによると、世界全体で、0~14歳の子どもたちの約12 万人がHIVに感染し、子どものエイズ関連死は世界で7万6,000人にもなります。世界のHIV陽性患者数は、約4,000万人。東部・南部アフリカが最も多い陽性者を抱えており、東欧・中央アジアなど一部の地域でも、新規感染者の増加が続いています。

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(受賞歴)

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サンダンス映画祭2013 USドキュメンタリー・コンペティション 審査員グランプリ受賞

ビッグスカイ・ドキュメンタリー映画祭2013 最優秀ドキュメンタリー賞受賞

テッサロニキ国際ドキュメンタリー映画祭2013 観客賞受賞

Hot Docs カナディアン国際ドキュメンタリー映画祭2013 観客賞受賞

ミラノ国際映画祭2013 インターナショナル部門 最優秀ドキュメンタリー賞受賞

アトランタ映画祭2013 観客賞受賞

ナンタケット国際映画祭2013出品。観客賞第2席

カンザス国際映画祭2013 観客賞受賞

ハートランド映画祭2013 観客賞受賞

ストックホルム国際映画祭2013 ドキュマニア部門出品

Camerimage 2013 ドキュメンタリー・コンペティション部門出品

セントルイス国際映画祭2013 St. Louis Film Critics' Joe Pollack Award受賞

​予告編

登壇者紹介

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サヘル・ローズ

表現者

サヘル・ローズ

表現者

イラン出身。7歳までイランの孤児院で過ごし、8歳で来日。舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、主演映画『冷たい床』ではミラノ国際映画祭をはじめとする様々な映画祭にて賞を受賞。映画・舞台の出演だけでなく、近年では映画監督などマルチに活躍し、表現者として活動の幅を広げ、2024年には自身が監督を務めた『花束』が公開された。今年3月には自身の旅を通して得た気づきを綴った新著『生きることから、すべては始まる』を刊行。芸能活動以外にも、個人で国内外問わず支援活動を続け、2020年にはアメリカで人権活動家賞も受賞。

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長谷川まり子

ノンフクションライター

NPO法人ラリグラス・ジャパン代表

長谷川まり子

ノンフクションライター、NPO法人ラリグラス・ジャパン代表

ライターとして世界の社会問題を取材する過程で、インド・ネパールの越境人身売買問題を知り、ライフワークに。新聞、雑誌、書籍、テレビドキュメンタリーを通じてリポートするとともに、1997年にラリグラス・ジャパンを立ち上げ、代表として活動を続ける。


「少女売買~インドに売られたネパールの少女たち」(光文社)で第7回新潮ドキュメント賞を受賞。他「インドへ行こう」(双葉文庫)、「がん患者のセックス」(光文社)、「私は13歳 今日、売られる」(合同出版)、「少女人身売買と性被害」(泉町書房)など多数。

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主催:株式会社アジアンドキュメンタリーズ 

お問い合わせ info@asiandocs.co.jp | TEL. 03-6820-2460

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